Avid
Pro Mixing

音響ハウス MA 1

Installed by Tacsystem

Onkio Haus

東京・銀座の老舗スタジオ、株式会社音響ハウスは2015年4月、映像ビル1階にあるポストプロダクション・ルーム“MA 1”をリニューアル。長らく使われてきたアナログ・コンソールをリプレースする形で、Pro Tools|S6を導入しました。音響ハウス 技術部マネージャー、後藤浜和氏はPro Tools|S6の選定について、「最初からデジタル・コンソールの導入は念頭になく、ほとんど迷わずに決めた」と語ります。「作業の中心となるPro Toolsとの高い親和性、アナログ・コンソールに近い直感的な操作性、複数のDAWを扱うことができる高い汎用性といったPro Tools|S6の特徴を知ってしまうと、その他の選択肢は考えられませんでした」(後藤氏)

音響ハウスが導入したPro Tools|S6はM40で、フェーダー数は16、チャンネルごとのノブ数は5という構成。もちろんディスプレイ・モジュールも装備し、マスター・モジュールは右側、フェーダー/ノブ/プロセス・モジュールは左側、プロデューサー・デスク(Pro Tools用ディスプレイ、キーボード&マウス)は中央というレイアウトになっています。後藤氏はディスプレイ・モジュールによる優れたビジュアル・フィードバックを高く評価。「波形やオートメーション・データがリアルタイムに表示されるのは視認性が良いだけでなく、見た目的なインパクトもあるのでとても気に入っています」と語ります。

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Pro Tools|S6のコアとなるPro Tools|HDXシステムは、HDXカード1枚で構成され、HD MADIHD I/Oという2台のインターフェースを接続。モニター・コントローラーはタックシステム VMC-102がDirectOut Technologies ANDIAMO 2.XT SRCの組み合わせで導入され、Pro Toolsのディスプレイ手前に置いて使用されています。

作業のガイドとなる映像はMedia Composerを使って再生され、Video Satelliteを使ってPro Toolsと同期。コンピューターは、Mac Pro(Late 2013)とSonnet xMac Pro Serverの組み合わせが用意され、映像用インターフェースとしてはAJA I/O 4Kが導入されています。「4K対応のMA環境は、おそらく国内初だと思います。当初はHDの予定だったんですが、ちょうど改修のタイミングでMedia Composerが4Kをサポートしたため、それであればここも対応させようということになりました」(後藤氏)

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そして音響ハウスは、共有ストレージとしてISIS 5000も活用。Pro Toolsはローカル・ストレージでの作業が基本となるとのことですが、Media ComposerのHD映像はISIS 5000から直接ストリーミング再生しているとのことです。

Pro Tools|S6を導入した新生“MA 1”の使用感について、後藤氏をはじめ、スタッフ全員が「非常に満足している」とのこと。「Pro Tools|S6に関しては、まだそれほど使い込んだわけではないのですが、フェーダー・レイアウトが自由に組み替えられたりと、とても使いやすそうな印象です。これからこの部屋でいろいろな仕事をしていくのがとても楽しみですね」(後藤氏)

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